すごく良かったです。
冒頭のシーンから惹かれっぱなしでした。
メキシコが舞台です。
一見、オカルト、ホラー要素の強い映画のようだったのですが、なぜか澄んだ純粋なものを感じました。
グロテスクなシーンもありますが、主人公でサーカス団長の息子フェニックスと
綱渡りの少女アルマの純愛的な印象が強かったからかもしれません。
口のきけないアルマの仕草の美しさも心に残りました。
主人公の幼少期と青年期、両方演じてるのが監督の実の息子というところにもびっくり。。
どうりで何の違和感もなかったわけです。
ラスト、罪がうやむやになってないとことろなど納得のエンディングでした。
この映画は音楽が印象的かつ効果的に使われてたように思いました。
ホドロフスキー監督の他の作品も観てみよう。
(どのシーンがというわけではないのですがレオノーラ・キャリントンの絵みたいだなって
思っていたら、レオノーラ・キャリントンもメキシコに住んでいたそう。)